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インストラクターインタビュー
-ご出身はどこですか?
横浜です。ずっと浜っ子でした。
-ダンスを始めたきっかけは何だったんですか?
小さい頃、当時はまだ「スーパーモンキーズ」として活動していた安室奈美恵さんの歌って踊ってパフォーマンスをする姿に、衝撃を受けました。
それで小学校6年生の時に、横須賀まで友達と一緒に体験レッスンに行く約束をしたんです。
-なぜ横須賀だったんですか?
その友達のお兄ちゃんが横須賀でダンスをやっていて・・・
ただ、いざ体験するってなった時に、お兄ちゃんがダンスきっかけで不良になってしまったという理由でその友達が一緒に行けなくなってしまったんです。
だから僕も行くのをやめようとしたんですが、そうしたら母親にめっちゃ怒られたんですよ。
「そんな気持ちでやりたいと思っていたのか?」
「友達が行かなくても一人で行け!」
「一人で行くならお金を出してやる!」
と・・・
-お母様スパルタ!
そう。
なので横須賀まで毎週一人で通っていました。
しかもキッズクラスがあるスタジオではなかったので、大人に混じって夜の9時からレッスンを受けていました。
そうなると帰宅するのが夜11時近くで・・・
それでも一人で行くならお金を出してもらえるってことだったので、一人で通ってましたね。
-ジャンルは何をやっていたんですか?
LOCKとHOUSEでした。
-意外!!
発表会も毎年出ていたんですが、大人に混じって一人通っていたので、説明なども全部自分で聞いて、参加していました。
かなり揉まれましたね。
いい経験だったと思います。
もともと人見知りのひとりっ子で、大声を出したり目立つことが嫌いだったのに、なぜか「発表会は目立ちたい!」という天の邪鬼な部分もありました。
-それだけダンスが好きだったってことですよね!
でも結局あまりうまくならなくて、中学3年生の時に一度ダンスは辞めました。
そして高校生になってアルバイトを始めると、今度はそのアルバイト代で遊ぶのが楽しくなり、ダンスから離れてしまいましたね。
-アルバイトは何をしていたんですか?
ファミレスのキッチンでした!
その仕事がまた大変で・・・
キッチンのトップの人がアルバイトから嫌われるタイプの人で、みんな1ヶ月以内にやめていたんです。
でも僕は「絶対この人に認めてもらう!見返してやる!」って気持ちで高校3年間働き続け、結果的にその人とも仲良くなりました(笑)
-すごい!根性ですね!
-その後またダンスをやり始めたのはいつだったんですか?
高校3年生の時です。
やっぱり安室ちゃんが好きで、バックダンサーになりたいと思うようになって・・・
そしてその時に初めてHIPHOPやHIPHOP JAZZをやり始めました。
その当時有名だった都内のスタジオはほとんど行ってましたね。
高校卒業後は、フリーターとして働きながらダンサーを目指していました。
ただ、20歳までにダンスのお仕事がある程度形にならないのであればやめて就職するように言われていました。
-フリーター時代は何のお仕事をされていたんですか?
母親の働いているホテルのレストランでウエイターをやっていました。
これまたとても厳しく、かなり鍛えられました。
でもおかげで社交性が身についたなと感じています。
20歳近くになった時は、そのレストランに就職しないか?という話も出るくらい一生懸命働いていました。
でもやっぱりダンスがやりたくて。
そこでテーマパークダンサーのオーディションを受けました。
-1回目のオーディションの結果はどうだったんですか?
研修生合格でした。
研修生というのは現役のダンサーに混じってレッスンを受けることができるものでした。
1年間レッスンを受けることができたのですが、今までストリート系のダンスしかやったことがなかったので、とにかく下手くそで・・・
3ヶ月に1回、研修生内のテストがあったんですが、いつも下位にいました。
でも翌年のオーディションに受かることができたんです。
多分戦略のおかげです。
-戦略とは・・・?!
実はレッスン中、名前を覚えてもらうためにみんな稽古着に名前を書いたゼッケンをつけていました。
でも僕はゼッケンが面倒で・・・
そこで白いTシャツに直接マジックで名前を書いたんです。
-白Tシャツに!!マジックで!!
しかもみんな苗字を書いていたんですが、僕だけ「ゆうじ」と下の名前を書いていたのが面白かったようで、すぐに覚えてもらいました。
レッスンをしてくれていた先生達が実際にオーディションの審査に携わっていた人たちだったので、オーディションの時は「ああ、君!」という感じでした。
だから戦略勝ちです。
-白Tシャツ戦略が直接関わっているのかはわかりませんが(笑)、顔や名前を覚えてもらうって大事ですよね。
-テーマパークのお仕事はどれくらいの期間やっていたんですか?
3年間でした。
テーマパークでのお仕事はとても楽しかったのですが、どうしてもバックダンサーのお仕事をやりたくて。
親には反対され、収入が減るから実家に帰りたいとお願いしたのですが認めてもらえませんでした。
仕方ないので、一人暮らしでアルバイトをしながらダンスレッスンに通い、またダンスの教えの仕事もしていました。
how to flyでのレッスンを持ち始めたのもこの頃です。
だいたい3年くらいそういう生活をしていたんですが、同時にクラブで踊る活動もしていました。
そして、とあるイベントに出た時に、僕が10代の時に習っていた先生がたまたま僕の踊りを見ていて。
その時に「SMAPのバックダンサーをやらないか?」と声をかけてもらいました。
-すごい!クラブで!
そう。
そこからSMAPだけでなく、他のアーティストのバックダンサーも色々やるようになりました。
SMAPに関してはツアーも回らせてもらいました。
ようやくダンスだけで食べていけるようになりましたね。
-それにしてもクラブで踊っていて・・・というのは、どこであれが見ているかわからないし、人の繋がりも大切だなって感じますね。
スカイツリーのお仕事も、テーマパーク時代の繋がりで声かけてもらったので、本当に人との繋がりって大切です。
-スカイツリーのショーはダンスだけでなく、MCもがっつりやっていますよね。
MCは本当に苦手で。
「やればできるよ!」って言われたんですが、最初の1年間はめちゃめちゃ怒られました。
そもそもヘッドセットマイクの使い方もよくわかっていなくて。
踊り終わった後の長台詞は鼻息が入りまくってました。
あれって、息はマイクに拾われないように外に出して、声はマイクに向かわせるんです。
-ちょっと全然意味わかんないです(笑)
MCをやるなんて全然思っていなかったので、関わり始めてもっとMCも勉強しておけばよかったなって思いました。
みんな、勉強しておいたほうがいいよ!笑
-今後の野望とかありますか?
これと言った野望はないんですが、いつも一生懸命やっています。
最近は人気声優さんのバックダンサーもやらせてもらっていて、声優さんと一緒に座談会や配信などもやらせていただいているんですが、バックダンサーというより、アーティストとして活動させてもらっています。
人生何があるかわからないから、とにかくいつも全力で生きたいですね。
-ではhow to flyの生徒に一言お願いします!
マイペースに進むのがいいと思います。
誰がプロになったとかを気にするのではなく、焦らず楽しくやっていれば、きっと道は開けると思います。
あれ?いいこと言っちゃったんじゃない?笑
-言っちゃいましたね^^ありがとうございました!
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how to fly行徳本校
2016
ドリフェス!KUROFUNE Sail Away MV撮影振付アシスタント
ドリフェス!Dear Dream池袋サンシャイン噴水広場ライブ振付アシスタント
ピカチュウ大量発生チュウ!赤レンガダンサー
2013〜2016 東京スカイツリーソラカラちゃんダンサー
2015
TOKYOSKYTREE Witches Magical SKYTREE night 振付
舞台ねじこみ振付
2014
紅白歌合戦 水樹奈々、TMRバックダンサー
THEポッシボーコンサートダンサー
関ジャニ∞「十祭コンサート」バックダンサー
D-BOYS 「10yearsプレミアムD-live」振付アシスタント
宮野真守「NEW ORDER」PV
2013
「うたの☆プリンスさまっ♪ マジLOVE LIVE 3rd STAGE」横浜アリーナダンサー
宮野真守「Identity」PV
吉本興業舞台「オカマーズ9」NAKED BOYZ振付
2012
Ryu Siwonツアーダンサー
AKB48 高橋みなみ「お手上げララバイ」PVバッグダンサー
2011
AKB48 指原莉乃メープルストーリーCM振付
元 遠藤時代メンバー
加藤ミリヤ「DESIRE」PVダンサー
2011~2012 はるな愛、KABAちゃんさん振り付けアシスタント
2010~2012 SMAP全国ツアーダンサー
2010 サーターアンダギーバックダンサー
2009
TUBEコンサートツアーメインダンサー
狩野英孝、幕張メッセコンサートダンサー
2008
DJ OZMA 引退コンサートダンサー
おかあさんといっしょ08コンサートダンサー
TOPPERトッパー スニーカー08モデル
2004~2006 舞浜 元テーマパークダンサー
2003 香取慎吾主演・忍者ハットリくん バックダンサー