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インストラクターインタビュー
-ご出身はどちらですか?
埼玉県の吉見町という、田んぼいっぱい、自然いっぱいの田舎町です。
どれくらい田舎かというと、町に駅がないくらい。
小中学校も遠くて、自転車通学でした。
山の上の方に住んでおり、中学校は山を下って行っていたので、行きは5分くらいなんですが、帰りは45分くらいかかっていました。
-行き帰りでそんなに変わってくるんですね。
-ダンスはいつからやっていたんですか?
小学校3年生の時に、テレビCMに合わせて踊っている私を見て、お母さんがクラシックバレエを習わせてくれました。
でも田舎なので、近所にバレエ教室がなく、隣の隣の町のバレエ教室に通っていました。
-お母様がバレエをやっていた、とかではなく?
全然!父も母も音楽系やダンス系のことは一切やっていませんでした。
-そこからずっとバレエをやっていたんですか?
いえ、バレエは、小学校3年間だけで、中学ではバドミントン、高校では少林寺拳法をやっていました。
-少林寺拳法!!
そうなんです。
実は初段で黒帯を持っていて、全国大会にも出場経験があります。
-そうなんですか!びっくり!なぜまた少林寺拳法を?
本当はダンスがやりたかったんですが、ダンス部というものがなく。
中学時代に頑張ったバドミントンもなかったんですよね。
そもそもその高校に行く気も全然なくて、試験が面接だったんですけど、ダンス部がないということも知らず、「ダンス部に入りたいです!」なんて言ってしまったんですよ。
普通、試験受ける高校のことは調べてから面接に挑むじゃないですか。
もう絶対落ちたと思いましたね。
しかしまさかの受かってしまって(笑)
ただ、ダンス部はないので、相談したところ、「身体が柔らかいなら、少林寺拳法がおすすめ」ということだったので、見学しに行ったんですが、「女の子たちが強い」という感じがとても素敵で、そのまま少林寺拳法部に入りました。
-なるほど。ASUNA先生の力強いパワフルなダンスはきっとそこから来ているんですね!
-ダンスを再びやり始めたのはいつだったんですか?
専門学校時代です。
高校3年生で進路を決める時、とにかく勉強をしたくなくて(笑)
スノーボードかダンスの専門学校に行こうと思っていたんです。
-ちょっと待ってください!スノボもやってたんですか!!
そうなんです、シーズン中は毎週行くくらいスノボが好きでした。
-ASUNA先生、掘るとどんどん出てくる!笑
結局、実家からも通えるということでダンスの専門学校に行くことにしました。
ダンスの専門学校に行くなら、ダンスを仕事にしたいと考え、テーマパークダンサーコースを選んだんですが、過去にバレエを3年やっただけで、ダンスはほぼ未経験で入学しました。
-専門学校がスタートだったわけですね。
はい。だから未経験でレッスンを受けにくる生徒たちにも遅いってことはないから、諦めないでって言ってます。
-入ってから相当頑張ったんではないですか?
たしかに、授業やレッスンは真面目に行ってましたが、専門学校に入ったということに安心してしまって、卒業してすぐのオーディションは落ちてしまいました。
それで、「あと1年全力でやって受からなかったら諦めよう」と思い、改心しましたね。
-専門学校卒業後の1年間はどんな1年だったんですか?
本当にダンス漬けの毎日でした。
まず誘ってもらった舞台やイベントは断らずに全て出演しました。
親にも頭下げて援助してもらい、バイトもせずとにかくレッスンに通っていました。
でもやっぱりお金はなくて、山手線沿いはスケボで移動していました。
-スケボ?!
スタジオからスタジオへ移動する時、電車賃を浮かせるためにスケボで移動してました。
で、途中代々木公園でおにぎり食べてました(笑)
雨の日は特に大変でしたね。
しかもスタジオの人たちにスケボで移動しているということを知られたくなくて、乗ってきたボードは木の生垣とかに隠してました。
帰りはちゃんとあるかドキドキしながら隠した場所に行ってましたよ(笑)
スノボやってて良かったって思いましたね(笑)
「誰よりも頑張った」って言えるくらいがんばろうと、とにかくその1年は必死でした。
結構きつかったです。
でもおかげでテーマパークダンサーのオーディションに受かることができました。
約4年間、テーマパークダンサーとして踊り、現在は主にインストラクターとして活動しています。
-ASUNA先生はレッスンをたくさん持っているイメージなのですが、週にどれくらいレッスンやられているんですか?
今は週7日で13〜14本やってます。1日2〜3本です。
基本1日オフがないのですが、あまりきついと感じたことはないですね。
-すごい!先生はイベントにも積極的にナンバーを出していますよね。
そうですね、いただいたお話はほとんど断らずにやっています。
いくつかイベントが重なって、リハーサルを並行してやっている時期もあります。
作品を作るのが好き、というのももちろんですが、私自身、本番の舞台でたくさんのステージに立ち、その大切さに気づいてきたので、私のクラスの来ている子たちにもそれを味わってもらいたいという気持ちでやっています。
レッスンももちろん大事なんですが、表現力なんかはお客様の前で踊ることによって育まれる部分も大きいと感じています。
あとは将来、自分は子どもが欲しくて・・・
例えば産休して復帰した後にもちゃんと声をかけてもらえるように、今は名前を覚えてもらう期間だと思うので、積極的に出しています!
-女性ダンサーにとって、結婚や出産って大きいですもんね。今から考えておくことは、大切ですよね。
-たくさんのイベントにたくさんの作品を出している先生ですが、作品はどうやって作っていくのですか?
出てくれる生徒さんの雰囲気なども踏まえつつ、ナンバーごとのイメージをしっかりと持って作品を作っています。
同じ生徒さんが複数のナンバー、イベントに出てくれることも多いので、そのイメージをしっかりと伝えることで、それぞれのナンバーでみんなが目標を持って挑戦できるように考えています。
そのリハ期間に習得できるかどうか、個々に課題を与えるようにもしています。
何回か出てくれている子には、苦手な振り付けや技を課題にすることもあります。
きっとリハ期間は大変ですが、できるようになったらすごく自信になると思って、あえてやっている部分はありますね。
-先生の生徒さんたちへの愛を感じました♡最後に今後の目標を教えてください。
とにかくみんなの夢を叶えてあげたいです。
それぞれいろんな夢があると思うので、みんなの夢を叶えて、その活躍を観に行きたいです。
教えるのが好きです^^
-本当に生徒想い!!これからもよろしくお願いします♪
よろしくお願いします。
☆JAZZ
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how to fly行徳本校
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・東京ダンス&アクターズ専門学校 卒業
・骨髄バンクキャンペーンミュージカル (全てのダンスナンバー出演)
・吉本LIVE STAND オープニングダンサー
・PUFFY LIVE バックダンサー
・テレビ朝日「ミュージックステーション」大塚愛バックダンサー
・NHK「紅白歌合戦」氷川きよしバックダンサー
・RAKUDO ダンス公演出演
・コスパニックのアイドルユニットであるバンザイジャパンとコスパドールへのダンスレッスン、オリジナル曲の振付。
・2012〜2015年 12月 舞浜大手テーマパークダンサー