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インストラクターインタビュー
-ご出身はどちらですか?
生まれは北海道で、育ちは東京です。
小学生時代は親の仕事の都合で転々としていましたが、中学からはずっとこっちにいます。
-どんな少年時代を過ごされたのですか?
小学校の頃から映画が好きで、アクション映画の真似をよくしていました。
初めて映画館で映画を見たのは小学3年生の時で「ダイ・ハード3」というアクション映画を観にいきました。
-えっと・・・どういう映画ですか?
小3が見る映画ではないですね(笑)
1と2はテレビでやっていたのを観ていて、新作が出ると聞いてどうしても映画館で観たくて、親に連れて行ってもらいました。
金曜ロードショーや日曜洋画劇場などはよくチェックしていました。
今でも映画は邦画も洋画も関係なく気になったものは映画館へ観に行きます。
-習い事などはやっていたんですか?
小学1年生から3年生までは陸上を、小学5年生から6年生は水泳を、そして中高はバスケ部でした。
-ダンスとはいつ出会うんですか!!
ダンスは専門学校で生まれて初めてやりました。
-専門学校はダンスの専門学校ですか?
いえ、映画の専門学校です。
高校時代はとにかく勉強ができず、将来やりたいこともなくて、大学に行く意味を見出せず、でもこのまま就職するというイメージも持てず、どうしようかと悩んでいたところ、専門学校のパンフレットを見て・・・
当時見ていた、ドラマや映画の影響で芝居をやってみたかったということもあり、チャレンジしてみたいと思って、親にわがままを言って専門学校に行かせてもらいました。
その学校の授業の中にダンスの時間があり、そこで生まれて初めてダンスをやりました。
-なるほど。では、メインは芝居の授業だったんですか?
そうです。芝居がメインの俳優専攻でした。
本当は俳優専攻は俳優専攻の授業しか取れないと担任の先生に言われていたんですが、自分はアクションもアクロバットも歌もダンスもできる俳優になりたかったので、各授業の先生に「単位はいらないので授業を受けさせてください!」と直談判して受けさせてくれました。
-すごく熱心な学生さん!がっつり学校に通っていたんですね。
はい。
3年制の学校だったんですが、3年間がっつり学びました。
映画の専門学校だったので、俳優専攻のほかにも監督専攻などいろいろあり、みんなでチームを組んで自主制作し、作品を発表したりもしました。
-そこからどうしてテーマパークダンサーの道へとつながったのでしょうか?
実は在学中に短期でテーマパークのパフォーマーとしてお仕事をする機会がって・・・
担任の先生が持ってきてくれた話で、俳優専攻の仲間はあまり興味がなかったみたいなんですが、自分は「きっと経験になる!やってみたい!」と思ってやらせていただきました。
そこで初めて「こういうショーがあるのか」と、テーマパークのエンターテイメントを知ったんです。
専門の3年生の時の話です。
-なるほど。では、その経験を経て卒業後はテーマパークへということだったのですか?
いえ、すぐ入ったわけではないんです。
そのお仕事は卒業後もやらせていただいて、その関係でオーディションを受けないか?というお話もいただいたんですが、なんせジャズもバレエもやったことがなくて、どうせ受からないからと思ってオーディションを受ける事すらせず、結局その年は何もせず映画館でバイトをしていました。
その翌年、関西のテーマパークだとストリート系のダンスが踊れるらしいという噂を聞いて、オーディションを受けたんですが、見事に一次試験にあったクロスフロアで落とされまして・・・
自分はストリートで受ける気満々だったのですが、その時改めて「テーマパークダンスの基礎ってジャズやバレエなんだな」と知りました。
そして、ちょうど短期のパフォーマーのお仕事をしていたショーが、いよいよ3年目で終わるとなった時に、「テーマパークで踊りたい!」と思いまして・・・
そのショーが春のショーで6月末までだったんですが、終わって7月からはバレエとジャズのレッスンに通い始め、なんとかその年のオーディションに合格することができました。
-おお。専門学校卒業後、結構いろいろあったのですね。
はい。そしてまさか自分がダンサーになるとは思っていませんでした。
-先生のインスタを見ていると、ダンス動画もですが、おしゃれな洋服やおしゃれなカフェがたくさん出てきます。それぞれいつから興味を持ったのですか?
洋服に関しては、自分が初めてダンスを習った先生がめちゃくちゃおしゃれな人だったことが関係しています。
その先生はダンサーというのは見られる職業だから、常に見られていることを意識しなくてはいけないという考えの持ち主で、「レッスンもボロボロもTシャツやスウェットを着るのではなく、レッスン着から意識を変えていくように」という話をしていたと友達から聞いて、「なるほど!だから先生はレッスンの時もおしゃれなのか!」と思ったんですよね。
まずは先生の真似から入り、だんだんと「人と一緒ではなく、人と違った格好をしたい」と思うようになりました。
今は「自分の着たいものを着る」というのを意識しています。
専門学校で役者を目指していた時に、学校の先生から「家から学校までの間で何人に見られるか、数えてごらん」と言われたことがあって。
人としての存在感や魅力というのは、服装も含まれるんだと思い、周りを意識するようになったし、周りもよく見るようになりました。
気になった人は足先から頭まで、男女問わず見ちゃいますね。
-みんな見られてますよ!笑
ははは(笑)
正直、衣装ではないので、レッスンに集中できれば何でも良いんですけど、単純に着てるものってモチベーションアップにも繋がると思うんですよね。
結構自分は普通の洋服屋に行っても「あ、これレッスンで着られそう・・・」とか考えちゃいます。
-カフェは・・・?
もともとパンが好きで・・・
そして乳製品と甘いものが好きで・・・
あまり意識はしていなかったんですが、カフェスペースのあるパン屋さんが好きなんだなって気付きました。
-先生のSNSはおしゃれなお洋服とカフェのイメージが大きいです。
あ〜。
実は最近、SNSを通じてコンタクトを取ってくれる方がいて・・・
モデルっぽいことをやらせてもらったりもして、「自分の好きなものを発信するって大切だな」と感じています。
-モデル!やってそうです!そうやって新たな領域に足を踏み込み始めているのですね!
デザイン制作や動画編集など、今までやりたいと思ってもなかなか時間がなくて先延ばしにしていたことに少しずつ挑戦しています。
先日知り合いと話していた時に、どこでどういう話がくるかわからないのに、「ダンサー」って肩書きだけだと何だか勿体無いよねって話をしていて・・・
肩書きって大事だなぁって思うようになりました。
-tamuson先生はダンサーというよりアーティストって感じがします。
いやいやいやいや!
でも、興味があって挑戦している様々なことが仕事に繋がったらいいな、とは思います。
ダンスももともとは好きで、仕事になったらいいな、と思っていてそれが仕事になったわけで・・・
芝居をやってみたいという気持ちもあります。
まだ具体的に動き出してはないんですが、デザインや動画のように好きなことは少しずつでも発信していくべきだと改めて思っています。
-では最後にhow to flyの生徒に向けて一言お願いします!
最近「趣味がありません」とか、「好きなことがわからない」という人が多いのかなと思うんですが、その中で、「ダンスが好き」という気持ちや、たとえプロを目指していなくとも「好きなダンスができる環境がある」ということってとても良いことだと思います。
そしてインストラクターをさせてもらっている自分にとって、そうやって受けてくれる生徒さんがいるということは本当に嬉しいことだし、だからこそ、受けにきてくれる生徒さんには全力で楽しんでほしいと思っております!
ぜひレッスンにもお越しください!
-ありがとうございました!今後もSNSチャックさせていただきます^^
☆R&B HIPHOP
毎週木曜日21:00~22:20
how to fly行徳本校
映画の世界に憧れ専門学校で芝居を学ぶ。
その後エンターテイメントの世界に魅了され、テーマパークダンサーとしてショーに出演。
他ではダンスチーム『M∀D LESS』のメンバーとして外部ダンスイベントなどで活動中。
クロレッツWebプロモーション『Clorets Kiss Dance』ダンサー出演